大山中尉殺害事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 12:56 UTC 版)
1937年(民国26年)8月9日、蒋介石の承認を得ないまま張治中は上海の飛行場の外で事件を起した。彼の指示で中国軍部隊が動き、日本軍海軍陸戦隊の中尉と一等兵を射殺している。この際には中国軍の軍服を着せられた一人の中国人死刑囚も飛行場の門外で射殺されている。これは日本側が先に発砲したように見せるための工作であった。この事件は大山事件として知られている。なお、8月14日には日本側の方針を変えた巡洋艦出雲への空爆も行われた。
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