大学の合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:57 UTC 版)
大学の合併という現象も起こっている。2002年の大阪国際大学による大阪国際女子大学の吸収を発端に、2008年には東海大学が北海道東海大学と九州東海大学を吸収した。 これらは同一学校法人の運営する大学同士の合併だったが、同じ2008年には別法人である慶應義塾大学と共立薬科大学が合併。共立薬科大学が、慶應義塾大学薬学部となった。歴史ある共立薬科大学の、他大学との合併という選択は大学関係者に大きな驚きを与えた。 2009年4月には、関西学院大学と聖和大学が合併。聖和大学が関西学院大学教育学部となったほか、聖和大学短期大学部が関西学院聖和短期大学となった。別法人ではあるが、同じプロテスタントメソジスト派の大学で、創立者が親子同士という縁がある大学同士の合併であった。 また、聖母大学を運営する学校法人聖母学園と上智大学を運営する学校法人上智学院が2011年4月に合併し、上智大学に総合人間科学部看護学科と総合人間科学研究科看護学専攻が設置された。カトリック系大学同士の合併であった。 関西では、倒産の危機がない大学同士が合併しマンモス化する事例もみられる。
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