福島城
大仏城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 06:07 UTC 版)
正式な読みは「だいぶつじょう」。一部近代の文献に「おさらぎじょう」と記述されていることがあるが、これは大正に大佛次郎(おさらぎじろう)の小説が流行した折りに大仏を「おさらぎ」と読むことが流行したことによる誤読が流布したものとされる。相模国鎌倉郡長谷では「おさらぎ」という地名の場所に大仏を建立した。いわゆる鎌倉の大仏で、地名に由来して鎌倉の大仏を「おさらぎ」と読むようになった。大仏と書いて「おさらぎ」と読むのは鎌倉の大仏のみである。上記のように近代に流行した「おさらぎ」の読みに影響を受け、福島城跡地に隣接して架橋した大仏橋(おさらぎばし)や、旧福島城周辺に位置する学校の校歌にも、福島城跡を指す名称として歌詞に「おさらぎ」が使用されている。
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