夢大納言【ユメダイナゴン】(食用作物)
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登録番号 | 第14305号 |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | あずき | |
登録品種の名称及びその読み | 夢大納言 よみ:ユメダイナゴン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岡山県 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市内山下二丁目4番地6号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 森義雄、柆生直義、佐野敏広、金田小百合、平井幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「新備中大納言」に「京都大納言」を交配して育成された固定品種であり、育成地(岡山県赤磐市)における成熟期は晩、種皮色は赤、子実の形が長円筒、大きさが極大の加工用秋小豆型品種である。伸育性は直、蔓化性は中、分枝数は多、若茎の色は緑、主茎長は短の長、主茎節数は少である。葉色は緑、小葉の大きさは大、下位葉及び上位葉の形は円葉、花色は黄、熟莢色は淡褐、莢の長さは中、莢内粒数は少である。子実の形は長円筒、大きさは極大、種皮の斑紋の種類は無、種皮の地色は赤、品質は中の上である。生態型は秋小豆型、開花期及び成熟期は晩、倒伏抵抗性は弱、子実収量は中の多、ウイルス病抵抗性は弱である。種皮歩合は低である。「新備中大納言」と比較して、熟莢色が淡褐であること等で、「京都大納言」と比較して、主茎長が長いこと、子実の形が長円筒であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に岡山県立農業試験場(現岡山県農業総合センター農業試験場、津山市)において、「新備中大納言」に「京都大納言」を交配し、その実生の中から選抜、以後、同場(赤磐市)において、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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