夜間貨物便の就航
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:08 UTC 版)
「空港から半径2キロ以内に民家がなく、空港周辺の騒音被害の心配がない」という触れ込みで、2004年に夜間貨物便の誘致に成功した。重量のある貨物機の運航により着陸料が増え、旅客便に比べ1便当たりの収入が3倍になっている。 しかし、空港周辺は佐賀市沿岸部の人口希薄地帯であるため騒音被害は発生していないが、飛行経路下には福岡県柳川市の 人口密度の高い地域も位置しているため、福岡県の自治体で騒音被害が問題となった。協議の末、住宅密集地域の上空を避けて飛行するなどの妥協案をとることとなり、深夜の空港付近での飛行ルートは昼間とは違うルートを採用していた。 就航当初は羽田と週14往復を結び、関西国際空港などにも便があったが徐々に縮小され、取扱量も2006年から2016年まで10年連続で減少した。2019年3月31日、物流環境の変化を理由に運行していた週5往復を全便運休。これにより着陸料収入は年間約3500万円減る見通し。
※この「夜間貨物便の就航」の解説は、「佐賀空港」の解説の一部です。
「夜間貨物便の就航」を含む「佐賀空港」の記事については、「佐賀空港」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から夜間貨物便の就航を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から夜間貨物便の就航を検索
- 夜間貨物便の就航のページへのリンク