夜竿燈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:57 UTC 版)
竿燈のメインは、夜に行われる竿燈である。小雨決行だが雨量が多いときは中止となる。 竿燈大通り(二丁目橋〜山王十字路の間)で行われている。昔は、大町や茶町、通町などで行われ、街灯、電線の設置や観客の増加に伴い、楢山グラウンド、土手長町、広小路、千秋公園、山王大通り、新国道などと転々としてきた。 多くの町内、企業が参加し280本以上の竿燈に灯が灯り、光の稲穂の競演が始まる。途中2回の移動を行い、計3回の演技を行う。3回目終了後は「ふれあい竿燈」があり、実際に小若、幼若の竿燈を持ったり、大若と記念撮影をしたり、太鼓を叩いたりできる。 大半の町内にはスポンサーがついており町内の竿燈とスポンサーの竿燈を上げているが、スポンサーをつけない町内もある。中でも川反五丁目竿燈会は川反の店舗の協力で行っており、垂れ幕を下げて演技を行っている。 観覧席や沿道の上にはロープが張られており、倒れても被害が出ないようになっている。2010年までは提灯も飾られていたが、東日本大震災による節電対策で撤去されている。 夜竿燈で使用されて短くなった蝋燭は、安産祈願のお守りとして配られている。
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