多数歯トロコイドオイルポンプ
トロコイド型の歯の噛み合い容積の変化で、潤滑油を吐出させる仕組みのオイルポンプ。トロコイド歯形のインナーギヤの周りに、これよりひとつ歯形が多い内歯歯車を有するローターを偏心して組み合わせ、インナーギヤを回転させ、容積変化を起こさせる。ギヤの厚みが薄くても大流量に対応できるため、広く使われている。インナーギヤの駆動はクランクシャフト先端で行い、ポンプボディはフロントカバーが兼ねることが多い。また、内接多数歯トロコイドポンプが主流であるが、以前は内接4葉5節トロコイドポンプが多く使われていた。
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