外面ラッピング
ラッピングとは、被加工物と工具の間に固定しない研摩材を介在させて、工具を被加工物の形状に応じて動かし研摩すること。被加工物の形状により平面ラッピング、円筒ラッピング、内面ラッピング、球面ラッピングなどの呼び方がある。外面ラッピングとは、被加工物の外表面を研摩することの総称である。ラッピングは良好な寸法精度と表面粗さが得られるが、過度になると形状精度を損なうので注意を要する。外面ラッピングの最高の精度を必要とする例としてブロックゲージがあるが、最近は金属からセラッミックに材料変更されている。研摩材としてはダイヤモンド、コランダム、ケイ砂、アルミナ、炭化ケイ素などが使われる。
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