外村義郎とは? わかりやすく解説

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外村義郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 21:58 UTC 版)

外村 義郎(とのむら よしろう、1872年 - 1939年)は、日本信徒伝道者植村正久の弟子。

生涯

明治5年(1872年)に滋賀県彦根市に生まれる。明治21年(1888年)に上京し、銀行で働きながら、東京商業学校(現一橋大学)で学ぶ。その中で、明治22年1889年頃、キリスト教に触れ、明治23年1890年植村正久から洗礼を受ける。

ドワイト・ムーディーアイラ・サンキーの伝記を読んで影響を受けて、献身した。神学校に入り、卒業後日本基督教会の信徒伝道者として、埼玉県で巡回伝道をした。その後、全国を巡回する。明治26年(1893年)には、北海道滝川市で滝川教会を開拓する。

明治27年(1894年)に滝川村から、開村4年目の旭川村に徒歩で入村し、旭川村2条5丁目に「日本基督教会旭川講義所」(現・日本キリスト教会旭川教会)を開設する。10月には山口庄之助伝道師を招く。[1]

1897年(明治30年)には、日本基督教会神戸教会を支援した。一番町教会で植村正久の補助者になる。1900年(明治33年)、短期間名古屋市の金城教会に赴任する。 1902年(明治35年)頃植村自宅で開いた神学学習会に出席した。その学習会が後に、東京神学社になる。

その後、岐阜、名古屋、東京でも活動する。外村は主に無産労働者に伝道を行った。

脚注

  1. ^ 当時旭川村『日本キリスト教会50年史』p.36-37

著書

  • 『信仰問答』

参考文献

  • 『クリスチャン情報ブック2006』2007年
  • 『日本キリスト教会50年史』2011年



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