夕陽_(プロレスラー)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 夕陽_(プロレスラー)の意味・解説 

夕陽 (プロレスラー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/24 16:44 UTC 版)

夕陽
プロフィール
リングネーム 夕陽
本名 姓は非公開
名は夕陽[1]
ニックネーム 蹴撃王女
身長 156cm[2]
体重 53kg[2]
誕生日 (1995-07-30) 1995年7月30日(29歳)[2]
出身地 埼玉県朝霞市[2]
スポーツ歴 キックボクシング
アクロバット
ダンス[2]
トレーナー 小林聡
日高郁人
デビュー 2012年4月24日
引退 2014年3月31日
テンプレートを表示

夕陽(ゆうひ、1995年7月30日 - )は、日本の元女性プロレスラー筑波大学附属坂戸高等学校卒業[3]埼玉県朝霞市出身。血液型A型。

所属

経歴

2009年
  • ブクロジムに入会して小林聡の指導の下でキックボクシングの練習を開始。そこで練習をしていた日高郁人と出会う[2]
2011年
  • 2月、小林の指導の場がプロレスリングZERO1に移り、「プロレスリングZERO1野良犬道場」を開設すると、そこで日高にスカウトされてプロレス練習も開始[2]
2012年
  • 1月28日、日高がプロデュースするZERO1道場マッチのエキシビションでリングデビュー[2]
  • 4月24日の後楽園ホール大会でデビューが決定。将来的に対戦したい相手として日高が過去に指導したことのある高橋奈苗夏樹☆たいようとともに愛川ゆず季の名を挙げていた[2]が、その愛川がいきなりデビュー戦の相手に決まった。試合はシャイニング“ゆ”ザードを食らいフォール負け[3][4]
  • 4月28日、2戦目にして朝霞駅前でのチャリティー興行で地元凱旋を果たし、松本浩代エスオベーション)と対戦[5]。ヒロヨストーンで敗れる。
  • 5月3日、3戦目にして初の他団体としてスターダム後楽園大会で紫雷イオと対戦[6]
  • 5月16日、ZERO1後楽園大会で松本と再戦するが、敗れる[7]
  • その後、スターダムへの定期参戦が決まり、5月20日にユニットを決めるドラフトマッチとして同学年の星輝ありさとシングルを行い[8]、引き分け。所属ユニットは愛川率いる「全力女子」となった[9]
  • 6月3日、スターダム大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ大会で初のタッグマッチとして愛川と組み、美闘陽子&松本組と対戦するが、ひろよストーンに屈する[10]
  • 6月10日、スターダム新木場大会で宝城カイリと組み、須佐えり&はるか悠梨組と対戦し、宝城がはるかから奪った勝利ながら初勝利[11]
  • 7月8日、スターダム新木場大会で高橋奈苗と初シングルも冷蔵庫爆弾に屈する[12]
  • 7月22日、スターダム新木場大会でシングルリーグ戦「STARDOM 5★STAR GP2012」の出場者を決めるスターダム・ランブルで一番に出場権を獲得[13]
  • 8月26日、リーグ第2戦で安川惡斗を降しシングル初勝利[14]
  • 10月7日、東京キネマ倶楽部での「Joshi 4 Hope」に参戦してベーダ・スコットとシングル。フィニッシュの450°スプラッシュが炸裂し、初めてとなるZERO1・スターダム以外での試合を勝利で飾った[15]
  • 10月20日、朝霞駅前でアジャ・コングOZアカデミー女子プロレス)とシングル。ダイビングエルボードロップで撃沈されるが、アジャより「いくぞっていう前に出る気持ちが感じられた」と合格点をもらった[16]
  • 愛川と組み「GODDESSES OF STARDOM」にエントリー。その初戦となった10月27日、須佐えり&NOZOMI東京女子プロレス)組と対戦し、須佐から直接勝利を奪い白星発進[17]
  • 11月6日、半年振りのZERO1後楽園大会で宝城カイリとの「全力女子」タッグで岩谷麻優&翔月なつみの「PLANET」タッグと対戦。450°スプラッシュで岩谷からフォールを奪いホームリング初勝利を挙げた[18]
  • 11月25日、GODDESSES OF STARDOMリーグ最終戦で夏樹☆たいよう&世IV虎の「川崎葛飾最強伝説」と決勝進出を懸けて対戦するが、たいようちゃん☆ボムに屈し、決勝進出を逃した[19]
  • 12月9日、スターダムの新人王トーナメント「ルーキー・オブ・スターダム2012」に三期生に混じって出場し、1回戦で宝城カイリを退け、決勝でも安川惡斗を降し新人王を獲得。試合後、松本とのタッグで後楽園で川崎葛飾が持つゴッデス・オブ・スターダム王座に挑戦することを表明[20]
  • 12月24日、タッグ王座に挑戦もたいようちゃん☆スパニッシュフライに屈して奪取ならず[21]
  • 週刊プロレス発表「プロレスグランプリ2012」にて新人賞を受賞。
2013年
  • 1月1日、ZERO1後楽園大会で里村明衣子センダイガールズプロレスリング)とシングルも敗れる[22]
  • 1月25日、日高プロデュース道場マッチにて覆面レスラー「SUNSET☆JK」に変身[23]
  • 4月15日、ZERO1後楽園大会でデビュー1周年記念として師匠の日高と同郷の豊田真奈美とシングルも敗戦[24]
  • 4月29日、スターダム両国国技館大会において夏樹☆たいようの持つハイスピード王座に挑戦するが、敗れる[25]
  • 6月2日、スターダム後楽園大会でダーク・エンジェルが持つワンダー・オブ・スターダム王座に挑むが、敗戦。
  • 6月23日、スターダム新木場大会でアーティスト・オブ・スターダム王座決定戦として米山香織&宝城カイリと組み、木村響子&ヘイリー・ヘイトレッド&クリスティーナ・フォン・エリー組と対戦して勝利、初タイトルを獲得。
  • 7月14日、SUNSET☆JKとして覆面MANIAと新宿プロレス(いずれも新木場)にダブルヘッダー参戦。
  • 7月26日、ZERO1芝大会でダイナマイト関西(OZアカデミー)と組み、アジャ・コング&志田光アイスリボン)組と対戦するが、アジャのダイビングエルボードロップに屈する[26]
  • 8月19日、ZERO1新木場大会で志田光との初シングルを時間切れ引き分け[27]
  • 8月30日、センダイガールズ初参戦。新宿FACEでのメインイベント「新星 vs 重鎮」8人タッグの新星軍として出場するが敗れる[28]
  • 9月6日、ZERO1新木場大会で師匠・日高郁人とシングルで対戦するが、ヒザ十字固めで敗れる[29](当初日高は天下一Jr.クリスタルウォーズとしてYO-HEY(Fu-Dojo)と対戦する予定だったが、相手負傷欠場のため対戦が消滅し、夕陽が相手に名乗り出た)。
  • 10月17日、センダイガールズ後楽園大会でのメインイベント「新星 vs 重鎮 8対8勝ち抜き戦」の6人目として登場し、豊田真奈美、井上貴子LLPW-X)、ダイナマイト・関西に3連勝し、アジャ・コングに敗れはしたが新生軍の勝利に貢献[30]
  • 10月27日、高円寺フェスにて高橋奈苗と組み、志田光&世羅りさ組と対戦。ケブラーダを披露するも自爆してコンクリートに体を打ち付けてダメージを負うも一番の歓声を浴び、試合は高橋が世羅にダイビングボディープレスを浴びせ勝利[31]
2014年
  • 2月11日、ZERO1後楽園大会にてプロレス引退を発表。高校卒業後の進路を考え、新しくやりたいことが見つかったため[32]
  • 引退発表後は、プロレスリングWAVEJWP、アイスリボンにも参戦。
  • 3月31日、新木場におけるZERO1野良犬道場主催「夕陽FINAL〜卒業SUNRISE」にて同じく引退を控えた夏樹☆たいようと卒業マッチを行い[33]、たいようちゃん☆ボムで敗れるも、松本浩代と世IV虎が対戦希望し、夏樹と組みタッグマッチでひろよストーンからの体固めでフォールされる[34]
2017年
  • 3月、日高祭20に来場。3年ぶりに公の場に登場。

得意技

450°スプラッシュ
ジャーマンスープレックス
ハニートラップ
ミドルキックをわざとキャッチさせての飛びつき式首固め
ハニーフラッシュ
変形バックスピンキック。
619
サッカーボールキック
各種キック

入場曲

タイトル歴

スターダム

人物

  • 日高郁人にとって初めて一からプロレスを指導した女子プロレスラー。かつてプロレスリングSUNでもコーチとして指導していたため「(プロレスリング)SUNにはじまりSUNSET(夕陽)に終わる」と表現している[1]
  • ZERO1道場で練習を共にする松本浩代を姉貴分として慕っている[20]

テレビ出演

脚注

  1. ^ a b 日高郁人 (2012年1月25日). “夕陽~SUNSET”. 2012年7月7日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i ZERO1野良犬道場生「夕陽」が28日エキシビジョンデビュー”. ZERO1. 2012年4月25日閲覧。
  3. ^ a b “ゆずポン、現役JKに貫禄勝ち!”. デイリースポーツ. (2012年4月25日). http://www.daily.co.jp/ring/2012/04/25/0005000430.shtml 
  4. ^ 4/24後楽園ホール大会結果”. ZERO1. 2012年4月25日閲覧。
  5. ^ 地元凱旋!夕陽がチャリティー試合に参戦!”. ZERO1. 2012年4月28日閲覧。
  6. ^ 夕陽初の他団体出場はスターダム”. ZERO1. 2012年4月25日閲覧。
  7. ^ 【写真追加】5月16日(水)後楽園ホール大会結果 #zero1”. ZERO1. 2012年11月7日閲覧。
  8. ^ “5・20新木場で復帰するゆずポンが、5・27札幌でのタッグタイトル戦でベノムアーム破壊予告!世IV虎と飯伏の愛の初タッグが決定!”. バトル・ニュース. (2012年5月12日). https://battle-news.com/news/2012/05/001200.php 
  9. ^ “メインで星輝との一騎討ちが時間切れ引き分けに終わった夕陽は、ナナエ軍団を蹴って全力女子入りを表明!ゆずポンは復帰戦を白星で飾れず!”. バトル・ニュース. (2012年5月20日). https://battle-news.com/battle/2012/05/001215.php 
  10. ^ “ゆずポンからスカウトされた松本浩代が全力女子入り!絶好調だったナナエ軍団に勝利した惡斗が締めのマイクを任される!”. バトル・ニュース. (2012年6月3日). https://battle-news.com/battle/2012/06/001245.php 
  11. ^ “ギクシャクしたムードの中、試合に敗れた全力女子から鹿島が脱退を表明!川葛+1入りを表明するも世IV虎は納得いかず”. バトル・ニュース. (2012年6月10日). https://battle-news.com/battle/2012/06/001260.php 
  12. ^ “"キラーゆずポン"がランバージャックマッチで鹿島を蹴殺!夕陽に貫禄勝ちした奈苗は、美闘と前哨戦を行う愛川と王者タッグ結成へ”. バトル・ニュース. (2012年7月8日). https://battle-news.com/battle/2012/07/001294.php 
  13. ^ “後楽園の前哨戦で王者コンビがまさかのドロー決着!木村が夏樹に勝利し、世IV虎が奈苗を襲撃!復帰したイオがGP出場権を獲得!”. バトル・ニュース. (2012年7月22日). https://battle-news.com/battle/2012/07/001318.php 
  14. ^ “5★STAR GP第2戦にして実現した奈苗vs.世IV虎は痛み分け!愛川と夕陽が蹴殺でリーグ戦初白星”. バトル・ニュース. (2012年8月26日). https://battle-news.com/battle/2012/08/001375.php 
  15. ^ “四冠王者ヘイリーがミスシェフ相手にREMIX女子王座の初防衛に成功!夕陽が火の鳥プレスを初公開!”. バトル・ニュース. (2012年10月7日). https://battle-news.com/battle/2012/10/001478.php 
  16. ^ “一騎討ちを行ったアジャから合格点をもらった夕陽「ZERO1のお客さんに自分の成長を見てほしい」と日高に直訴!”. バトル・ニュース. (2012年10月20日). https://battle-news.com/battle/2012/10/001498.php 
  17. ^ “宝城&翔月の三期生コンビがナナミホから大金星!本命・川葛がサンダーロックに敗れ、タッグリーグ波乱の幕開け!”. バトル・ニュース. (2012年10月27日). https://battle-news.com/battle/2012/10/001516.php 
  18. ^ 11月6日後楽園ホール結果 #zero1”. ZERO1. 2012年11月7日閲覧。
  19. ^ “夏樹&世IV虎のオリジナル川葛がタッグリーグを制覇して、第2代タッグ王者となる!世IV虎は待望の初ベルト!”. バトル・ニュース. (2012年11月25日). https://battle-news.com/battle/2012/11/001580.php 
  20. ^ a b “三期生を倒してスターダム新人王となった夕陽がタッグ王座挑戦へ!イオと木村はシングル王座への挑戦を表明!”. バトル・ニュース. (2012年12月9日). https://battle-news.com/battle/2012/12/001603.php 
  21. ^ “新人王・夕陽が王者組に惜敗/スターダム”. 日刊スポーツ. (2012年12月25日). https://www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20121225-1063783.html 
  22. ^ Zero1「謹賀新年」 試合結果 #Zero1”. プロレスリングZERO1 (2013年1月1日). 2013年2月1日閲覧。
  23. ^ 道場マッチにハズレ無し!日高P興行は、これまた大盛況! #zero1”. プロレスリングZERO1 (2013年1月26日). 2013年2月1日閲覧。
  24. ^ “ひと回り大きくなって復帰した大地だが、飯伏の顔面蹴りに轟沈!デビュー1周年の夕陽は豊田に玉砕!”. バトル・ニュース. (2013年4月15日). https://battle-news.com/battle/2013/04/001782.php 
  25. ^ 株式会社スターダム. “RESULT”. 2013年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月30日閲覧。
  26. ^ 火祭り2013 7.26芝大会試合結果』(プレスリリース)株式会社ファーストオンステージ、2013年7月26日http://www.z-1.co.jp/zero1/interview?targetMonth=201307 
  27. ^ 8.19新木場大会試合結果』(プレスリリース)株式会社ファーストオンステージ、2013年8月19日http://www.z-1.co.jp/zero1/interview?targetId=152 
  28. ^ 試合結果”. センダイガールズプロレスリング. 2013年9月6日閲覧。
  29. ^ 9.6天下一Jr.トーナメント ~クリスタルウォーズ~新木場大会 試合結果”. プロレスリングZERO1. 2013年9月8日閲覧。
  30. ^ 試合結果”. センダイガールズプロレスリング. 2013年11月1日閲覧。
  31. ^ “高円寺駅前に女子プロレス 一番歓声を集めたのは夕陽”. ファイト!ミルホンネット. (2013年10月28日). http://miruhon.net/news/2013/10/post_1035.html 
  32. ^ 夕陽、柿沼謙太から重大発表”. ZERO1. 2014年2月12日閲覧。
  33. ^ “夕陽のプロレス卒業マッチが3.31夏樹戦に決定!華名とのワンマッチ興行をはじめとする引退ロードで完全燃焼”. バトル・ニュース. (2014年2月26日). http://battle-news.com/index.php?QBlog-20140226-2 
  34. ^ “【ZERO1野良犬道場】夕陽プロレス卒業マッチ、夕陽vs夏樹”. バトル・ニュース. (2014年3月31日). http://battle-news.com/fight/index.php?QBlog-20140331-1 

関連項目


「夕陽 (プロレスラー)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「夕陽_(プロレスラー)」の関連用語

夕陽_(プロレスラー)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



夕陽_(プロレスラー)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの夕陽 (プロレスラー) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS