変則動詞とは? わかりやすく解説

変則動詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:19 UTC 版)

古英語の文法」の記事における「変則動詞」の解説

さらに、変則動詞と呼ばれるものが4語ある。"will", "do", "go", "be"である。これらはそれぞれ独自の活用持っている使用頻度が高いため、様々な語や変化形混成されてこのような形に至ったのだと思われる。 dōn 'do', gān 'go',willan 'will' の活用似通っている: 活用人称・数'do''go''will'不定詞 – dōn gān willan 直説法現在 一人称単数 dō gā wille 二人称単数st gæst wilt 三人称単数 dēð gæð wile 複数 dōð gāð willað 直説法過去 一人称および三人称単数 dyde ēode wolde 二人称単数 dydest ēodest woldest 複数 dydon ēodon woldon 仮定法現在 dō gā wille 仮定法過去 dyde ēode wolde 現在分詞nde – willende 過去分詞 gedōn gegān – be動詞3種語幹持っている活用人称・数sindonbēonwesan不定詞 – sindon bēon wesan 直説法現在 一人称単数 eom bēo wese 二人称単数 eart bist wesst 三人称単数 is bið wes(t) 複数 sind(on) bēoð wesað 直説法過去 一人称および三人称単数 – – wæs 二人称単数 – – wære 複数 – – wæron 仮定法現在 単数e bēo wese 複数e bēo wesen 仮定法過去 単数 – – wære 複数 – – wæren 命令法 単数 – bēo wes 複数 – bēoð wesað 現在分詞 – bēonde wesende 過去分詞gebēon – 現在形のwesanはほとんど使われない。bēonの形は、未来言及するときにしばしば用いられる現代英語be動詞直説法現在の形をsindon形から、直説法過去の形をwesan形から、仮定法現在の形をbēon形から、仮定法過去の形をwesan形から、命令法の形をbēon形から取っている。

※この「変則動詞」の解説は、「古英語の文法」の解説の一部です。
「変則動詞」を含む「古英語の文法」の記事については、「古英語の文法」の概要を参照ください。

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