壬生水石とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 壬生水石の意味・解説 

壬生水石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/27 08:32 UTC 版)

壬生 水石(みぶ すいせき、男性、寛政2年9月1日1790年10月8日) – 明治4年10月22日1871年12月4日))は、江戸時代後期の日本の画家篆刻家である。

は壬生以外にも王・児玉・岩山など。は弘文・長庚・戚・戍・撲・朴など。は無名・子文・仲礼・叔治など。通称八十郎だが他にも詩摩介・志摩など。も水石以外の別号が夥しくある。 土佐の出身。

略伝

最初、高田春塘・春木胥山に就いて篆刻を学び、のちに三雲仙嘯の門下で古体派の刀法を学ぶ。また書画にも巧みで池大雅に私淑して土佐の大雅堂を自任した。浪華京都に遊歴し関西の文人と交流。呉北渚より印譜について教えられている。豪放質朴な印風で知られ、印譜『水石堂刻史』がある。また昭和2年に川村直流編『壬生水石翁印譜』が出版される。

呼称の一覧と由来

氏姓

  • 弘文
  • 長庚 - 庚戌の生まれ
  • 戍 - 庚戌の生まれ
  • 撲 – 古撲(秦漢の印体)
  • 璞 – 同上

  • 無名 – 池大雅に因む
  • 子文
  • 仲礼
  • 叔治
  • 文郷
  • 欽古

通称

  • 八十郎
  • 詩摩介
  • 志摩
  • 司馬

  • 水石
  • 水石堂
  • 唐里 – 唐人町に居住
  • 高智人
  • 写意山人
  • 管豹老人
  • 北壑山人
  • 米家山人 – 米法山水を好むことから
  • 松石山人
  • 昴斎
  • 一橋
  • 白髪山樵
  • 木偶老人
  • 敬堂外史
  • 南瓜圃人
  • 丁池釣者
  • 石坡道人 – 石門に学ぶ
  • 霞樵 – 池大雅に因む
  • 霞道人 – 池大雅に因む
  • 顚刻
  • 碧霞山人 – 池大雅に因む
  • 松石
  • 看松斎 – 久万に住んだ居宅名(斎号)
  • 遜斎
  • 鷹里
  • 画学隠士
  • 日本三癖人 – 山内容堂が名付けた
  • 觶斎老人
  • 尊斎
  • 東山道者 – 池大雅に因む
  • 宝漢堂
  • 十研堂
  • 秦泉園 - 秦泉寺(高知市秦地区)に住んだ
  • 玉色居士
  • 蓑笠 - 俳号に用いた
  • 古姓衆成邨舎主人 – 古い姓を多く用いたから

出典

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「壬生水石」の関連用語

壬生水石のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



壬生水石のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの壬生水石 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS