墨井洞とは? わかりやすく解説

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墨井洞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/09 08:22 UTC 版)

墨井洞
各種表記
ハングル 묵정동
漢字 墨井洞
発音 ムクチョン=ドン
日本語読み: ぼくせい=どう
ローマ字 Mukjeong-dong
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墨井洞 (ムクチョンドン、묵정동)は、ソウル特別市中区にある法定洞

概要

墨井洞は中区中部に位置している法定洞である。前身は、日本統治時代である1914年大正3年)に行政区画の統廃合により誕生した「新町」である[1]。日本統治終了後の1946年、「町」を「洞」に改める日本色払拭の一環として「墨井洞」に改名された[1]

墨井洞の名称は、かつて存在した「墨寺ゴル」(モクチョルゴル、먹절골)という村と、この地域にあった「カムジョンウムル」(감정우물)という深井戸に由来している[1]。「墨寺ゴル」は、現在の墨井洞、忠武路4街忠武路5街筆洞2街筆洞3街にかけて存在した村である[2]。村名のうち、「墨寺」(モクチョル、먹절[注 1])とは村内にあった寺の名称であり[2]、「ゴル」()とは村や部落を意味する言葉である[注 2]。また、深井戸の名である「カムジョンウムル」は、この井戸が非常に深く、中が黒く見えることに由来している[注 3][1][2]

歴史

行政洞

墨井洞の区域は、以下の2つの行政洞の管轄区域にまたがっている[3][4]

  • 奨忠洞 (チャンチュンドン、장충동
  • 筆洞 (ピルトン、필동

脚注

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注釈

  1. ^ 「墨寺」は、「モクチョル」(먹절)とも「ムクシ」(묵시)とも「ムクサ」(묵사)とも読んだ。以下を参照した。
  2. ^ ゴル()は接尾語名詞に付き、部落、村、里を意味する。また、単独では、を意味することがある。小学館・金星出版社共同編集 『朝鮮語辞典』 小学館、1993年、p.154右段.
  3. ^ ウムル(우물)は、朝鮮語井戸の意味である。小学館・金星出版社共同編集 『朝鮮語辞典』 小学館、1993年、p.1368左段.

出典

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