塩井雨江とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 職業 > 国文学者 > 塩井雨江の意味・解説 

しおい‐うこう〔しほゐウカウ〕【塩井雨江】

読み方:しおいうこう

[1869〜1913]詩人国文学者兵庫生まれ本名正男落合直文浅香社参加七五調の詩を発表。著「暗香疎影」「新古今和歌集詳解」など。


塩井雨江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 06:09 UTC 版)

塩井 雨江(しおい うこう、1869年2月13日明治2年1月3日) - 1913年大正2年)2月1日)は、日本の詩人国文学者

兵庫県出身。本名・正男。1895年東京帝国大学文科大学国文科卒。落合直文に師事。1895年『帝国文学』の創刊とともに編集委員となり、擬古文で名を知られた。詩人として新体詩の普及に貢献する一方で、国文学者としても活躍[1]

立教学校(現・立教大学)で教授を務めた後[2]、1902年日本女子大学校教授、1911年奈良女子高等師範学校教授。美文典範で知られる[3]

著書

  • 『中学日本文典』六盟館 1897
  • 『暗香疎影 美文韵文』博文館 1901
  • 『中学国文典』六盟館 1901
  • 『韻文作法』人文社 1903
  • 『女子文章作法』東洋社 1907
  • 『新古今集詳解』明治書院 1897-1908
  • 新古今和歌集詳解』明治書院 1908
  • 『雨江全集』武島羽衣,大町桂月編 博文館 1913

共著

  • 『花紅葉 美文韻文』共著 博文館 1896
  • 『新体日本文学史』高橋竜雄共著 普及舎 1902
  • 『女子軍歌』白井規矩郎曲 博文館 1904
  • 『新体女子用文』小野鵞堂 中村春堂書 文栄閣 1909
  • 『時文軌範』中村茂文共編 水野書店 1909

翻訳

  1. ^ 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) 『塩井雨江』 コトバンク
  2. ^ 海老澤 有道「明治反動期におけるキリスト教教育の一齣 : 立教学校文学会刊『八紘』紹介を兼ねて」『史苑』第22巻第2号、立教大学文学部、1962年1月、1-19頁。 
  3. ^ 『日本近代文学大事典』講談社、1984

外部リンク




塩井雨江と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「塩井雨江」の関連用語

塩井雨江のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



塩井雨江のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの塩井雨江 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS