塩の表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:28 UTC 版)
日本語 女房言葉では「波の花」とも呼ぶ。“死を”を連想させる忌み言葉のためである。 英語など 古代ローマにおいて、兵士への給料として塩(ラテン語 sal)が支給された。英語の salary (サラリー:「給与」)はここに由来している。後に塩を買う為の俸給がソリドゥス金貨で支払われるようになり、ソルジャー(英語: soldier)の語源となった。 食品に関する語彙には当然ながら「塩」に由来するものが多い。ラテン系由来の語彙に限っても、「サラダ(salad)」「ソース(sauce)」「サルサ(salsa)」「ソーセージ(sausage)」「サラミ(salami)」などは明らかである。 英語の salt (ソルト:塩)はラテン語に由来するわけではないが、より古いインド・ヨーロッパ語の基層において同じ語源につながる語であり、この事実自体、先史時代以来、塩がいかに身近で重要なものだったかを示していると言える。
※この「塩の表現」の解説は、「塩」の解説の一部です。
「塩の表現」を含む「塩」の記事については、「塩」の概要を参照ください。
- 塩の表現のページへのリンク