堀江 太一(ほりえ たいち)
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『2008』(第5巻)に登場。40歳。殺害から25年を経て、屍蝋化死体となって発見される。死因は刺殺。日雇いの建設作業員で、妻の千佳子、息子の尚、娘の葵の4人家族。アルコール依存症で、家族への暴力も激しく、酒に酔って妻の千佳子に熱した調理油を浴びせ、死なせるが、「事故」として扱われた。妻の死後は虐待の対象が尚になり、母同様に死にかねない暴力に怯えた尚が家出すると、今度は娘の葵を虐待。虐待から逃れようとした葵により刺殺され、発見者の尚により、死体は遺棄される。当時10歳の葵による犯行だった為、傷跡が下半身に集中していた。遺体を解剖した監察医の三好雪子は、性倒錯者の犯行を疑うが、薪は一目で真実を見抜いていた。
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