城館と修道院教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/14 09:17 UTC 版)
ライニンゲン侯の館の地所内には注目すべき図書館や堂々とした修道院教会を有する旧ベネディクト会修道院がある。修道院教会には年間千人を超える来訪者を数えるシュトゥム・オルガンが備えられている。このオルガンは1782年にヨハン・フィリップ・シュトゥム(1705年 - 1776年)とヨハン・ハインリヒ・シュトゥム(1715年 - 1788年)の兄弟によって8年間の制作期間を経て完成されたものである。200年間にわたって高い評価を得てきたオルガン製作者一家シュトゥム家の作品の中でも、最大で最重要なこのアモールバッハのオルガンは、南ドイツとフランスのオルガン造りが融合したこの一家の様式と音響が限りなく体現されている。この傑作の響きは、2世紀以上を経た現代でもほとんど損なわれることなく保たれている。19世紀末と20世紀の初めに、それぞれの時代様式に合わせたレジスターが追加されている。
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