坂部の冬祭り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 01:20 UTC 版)
神子(かみこ)という、幼少期に神に願をかけた者が13歳を迎えて生まれ変わりの式を挙げ、神の子となり祭に奉仕する人を中心に行われる。 祭日の夕暮れに、天竜川で禊をし、下の森から上の森へお練りがあり、神前での祭典、湯立ての釜のお清め、神子による「順の舞」が行われる。囃子に合わせて、白衣をまとって花笠をかぶり鈴を手にした少年4人が「花の舞」を2時間ほど舞い続ける。 「本舞」と「湯立」5立の後、「面形の舞」へと移り、「たいきり面」、「獅子舞」、「天公鬼面」、「小公鬼面」が続き佳境を迎える。「水王様」が無病息災を願って湯釜の湯を人々にかけ、「火王様」が辺りを鎮める。「翁面」の問答、「日月面」や「女郎面」の道化、「海道下り」の問答、「魚釣り」の後、面形を下の森に送り、「火伏せの舞」で締めくくられる。
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