地踊り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 16:55 UTC 版)
地踊りは、櫓を中心に輪になり、並んで反時計周りに行進する形をとる。円舞式(櫓を中心に輪になって踊る形式)と行進式(踊り子が並んで踊っていく形式)双方の特徴がみられる。所作が単純であるため、踊りの輪に参加者が入りやすいのが特徴である。現在は、マイク、スピーカーを通して音頭取りと呼ばれる歌い手が櫓の上から交替で歌い、それに和太鼓(1名)と三味線(6~7名程度)を合わせる。 古くは各町内ごとに輪踊りをするために、地元の音頭取りが各踊り場でそれぞれ唄っていた。当時は伴奏を用いず、音頭取りは四斗樽や木製の石灰箱に上り、番傘を片手に、足元を自ら下駄で蹴りその打音の拍子に合わせて唄った。
※この「地踊り」の解説は、「松山踊り」の解説の一部です。
「地踊り」を含む「松山踊り」の記事については、「松山踊り」の概要を参照ください。
- 地踊りのページへのリンク