地質と三山の形成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 09:18 UTC 版)
新生代第四紀更新世、日田盆地には標高400メートルから1200メートルからなる筑紫溶岩系の安山岩で形成された古期溶岩台地があり、この溶岩台地には耶馬溪溶岩と呼ばれる標高200メートルから400メートルの新期溶岩台地が含まれている。更新世後期(約9万年前)に発生した阿蘇四火砕流(Aso-4AP)が日田盆地を埋没させ、その後の河川などの流水により侵食されたことによって現在見られるような地形が形成された。これらの丘はこうした地形形成の過程でつくられた残丘(侵食残丘、水蝕残丘)である。
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