地誌、紀行文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 02:20 UTC 版)
「越の下草」は、天明6年(1786年)頃書かれた。内容は、正運が加賀藩の山廻役という役目がら領内を広く廻り、その折りの見聞を書き留めたもので、越中各地の地名の由来・名所旧跡・神社仏閣の来歴・産物・山川湖池の様子・伝説・奇談など多岐多彩にわたる。流布本は3巻であるが、正運が編纂した稿本は6巻からなる。東京大学史料編纂所で所蔵の稿本が解読され昭和55年(1980年)に刊行された。 「春の山路」は、小矢部川の支流子撫川(こなでがわ)流域の紀行文で、宮島峡などを紹介し、自らの和歌、俳句も多数残している。
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