地盤等との構造的絶縁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/24 00:02 UTC 版)
鉛直方向に構造物を支持しつつ水平方向に柔軟に変位可能なアイソレータ(isolator)を設置することで、地盤(もしくは他に土台となるもの)の動きに追随しないで済むようにする。建築では、金属板とゴムを交互に重ねた積層ゴムアイソレータが広く使われるが、他にもボールスライドレールなどで滑らかな移動を可能とするタイプがある。最近では空気圧を利用し建物全体を基礎の一部とともに浮かせることで、エネルギーを建物に伝えないAIR断震という技術が出ているが、建築基準法では構造上、免震とは認められていない。
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