地理・構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 20:08 UTC 版)
現在のしなの鉄道屋代駅の東側にある、一重山に築かれた山城。一重山は南の有明山から細長く延びた尾根にあたり、東西は極めて狭い地形となっている。そのため屋代城は、一重山部分(南城)と更に北にある北城に別れ、総延長は1kmにも及ぶが横幅は最大で35mほどしか無い。一番標高が高い一重山(南城)が本城にあたり、狭い鞍部で仕切られた南城が支城に相当する。このような一つの城の内部に独立した別城郭を持つ構造を「一城別郭」と呼ぶ。 同じ有明山の尾根上部には古墳時代の前方後円墳の有明山将軍塚古墳があり、隣の尾根には県内最大級の森将軍塚古墳がある。また狭い平地を挟んだ北東側の山地には、川中島の戦いで上杉軍が布陣したと伝えられる妻女山がある。
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