地形図への掲載まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 08:28 UTC 版)
与那国島の2万5千分の1地形図が最初に作成されたのは1981年であるが、同地形図は原則として満潮時の面積が7.5m2以上であることを掲載基準としており、2019年以前は、西崎沖には満潮時に海面下に隠れてしまう隠顕岩の範囲が記載されるだけで、トゥイシは名称も示されていなかった。 また、1987年には、満潮時も水面上にある部分の測量が行われ、その結果は5千分の1地形図に記載されたものの、2万5千分の1地形図には記載されていなかった。 その後、2016年に与那国島に陸上自衛隊与那国駐屯地が設置されたことから、地形図の更新の必要が生じ、2017年7月に国土地理院が小型無人機(ドローン)などで調査した結果、この岩が大潮の満潮時も水面上にある水上岩であることが確認され、2019年3月に与那国町が地形図への追加を申請していた。 西崎から望むトゥイシ。干潮時。 西崎から望むトゥイシ。満潮時。 西埼灯台とトゥイシ。
※この「地形図への掲載まで」の解説は、「トゥイシ」の解説の一部です。
「地形図への掲載まで」を含む「トゥイシ」の記事については、「トゥイシ」の概要を参照ください。
- 地形図への掲載までのページへのリンク