土砂災害による休園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 07:28 UTC 版)
2004年9月末に襲来した台風21号により、レストハウス「まきば館」の背面にあった沢が氾濫し、「まきば館」は土石流で全壊した。また約21ヘクタールある敷地の半分以上が土砂に埋もれてしまい、半年間の休園を余儀なくされた。 2005年4月20日、施設内に流入した土砂を除去して半年ぶりに部分的な営業を再開した。園内の樹木や牧草、芝生は植え直しを行って再整備した。レストランとバーベキューコーナーは場所を変えて新築した。入り口近くのヒツジの放牧スペースを拡大するなど、来場者が動物とふれあえるコーナーを充実させた。しかし、新築された建物は被災前と比較して小規模で、団体客利用には対応していなかった。また乳牛の飼育と乳製品製造は休止されたままであった。土石流を起こした沢は、2005年4月時点では、砂防ダムを設置する工事が行われており、工事が完了してから施設全体の再整備を行う方針とされた。 台風第21号(メアリー) 台風第21号の進路 氾濫した「まきば館」裏手の渓流。写真撮影時には砂防ダムの設置が完了している。
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