土岐筑波子

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土岐筑波子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/09/28 09:31 UTC 版)

土岐 筑波子（とき つくばこ、生没年不詳）は、江戸時代中期の女流歌人。名は茂子。

経歴・人物

江戸に生まれる。享保年間初めの生まれという説もある。幕臣進藤正静の養女。旗本土岐頼房、または土岐頼意の妻。賀茂真淵に学び、歌の詠みぶりが天暦期の女房に似ていると評された。油谷倭文子、鵜殿余野子と共に「県門の三才女」と称される。遺稿の『筑波子家集』が文化10年（1813年）に清水浜臣によって刊行された。

外部リンク

• 『筑波子家集』 - 国立国会図書館デジタルコレクション