国際連合安全保障理事会決議303とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議303

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 03:45 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議303
日付: 1971年12月6日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 1,608回
コード: S/RES/303
文書: 英語

投票: 賛成: 11 反対: 0 棄権: 4
主な内容: インド亜大陸の情勢
投票結果: 採択

安全保障理事会(1971年時点)
常任理事国
中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
アルゼンチン
ブルンジ
ベルギー
イタリア
日本
ニカラグア
ポーランド
シエラレオネ
ソマリア
シリア

国際連合安全保障理事会決議303(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ303、: United Nations Security Council Resolution 303)は、1971年12月6日国際連合安全保障理事会で採択された決議である。インド亜大陸の情勢に関係する。

直前の1,606回会合と1,607回会合において全会一致が得られず、安保理が主要な責任を果たせなくなったため、国際連合総会に問題を委託することに決定した[1]常任理事国の不一致により安保理が機能しない場合、平和のための結集決議により安保理の代わりに国連総会が行動することになっている。

ジャンムー・カシミール州を含む、一連の事件を経てインドパキスタンの関係が悪化し、東パキスタンにおいて紛争が勃発したことを受けて、安保理の会合が開かれ、国際連合インド・パキスタン軍事監視団により、両国による1949年のカラチ協定英語版の違反が報告された。

決議は、フランス、ポーランド、ソビエト連邦、イギリスが棄権したものの、賛成11で採択された。

関連項目

脚注

  1. ^ Wellens, Karen; T.M.C. Asser Instituut (1990). Resolutions and statements of the United Nations Security Council (1946–1989): a thematic guide. BRILL. p. 342. ISBN 978-0-7923-0796-9 

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