国土交通省の指摘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 14:46 UTC 版)
「三菱自動車・3G83エンジンに関する問題」の記事における「国土交通省の指摘」の解説
2013年4月23日に、国土交通省が指摘した事項は、下記の通りである。 不具合情報の収集・分析販売店に対する不具合情報の発信の指示が徹底されておらず、市場からの不具合情報を十分に吸い上げられていなかった。 販売店から、リコール対象となっていない期間の車両のオイルシールの抜けに係る不具合情報が上がってきていたにも関わらず、同社として確認できていないという理由のみで「抜け不具合はない」とした。 原因究明三菱自動車が会社として、2008年1月に「措置不要」の結論を出してからの2年以上、原因究明作業が実質的に行われていなかった。 第1回リコール届出(2010年11月)後、その時点でリコール対象とならなかった車両における不具合について原因究明が適切に行われていなかった。 国土交通省に対する説明車両の不具合発生状況の説明や、データの取扱・提示等が不適切だった。 検査結果総括今般の報告書を踏まえ、三菱自動車が改善策を講じ、迅速かつ的確なリコールを実施することが必要である。 国土交通省としても、得られた知見等を活用し、三菱自動車を適切に指導・監督していく。
※この「国土交通省の指摘」の解説は、「三菱自動車・3G83エンジンに関する問題」の解説の一部です。
「国土交通省の指摘」を含む「三菱自動車・3G83エンジンに関する問題」の記事については、「三菱自動車・3G83エンジンに関する問題」の概要を参照ください。
- 国土交通省の指摘のページへのリンク