国会議員用の乗車証
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 00:53 UTC 版)
「日本民営鉄道協会」の記事における「国会議員用の乗車証」の解説
国会議員が無料で鉄軌道線に乗車できる「鉄道軌道乗車証」は民鉄協加盟社が中心となって共同で無償提供している。経営上の都合から、一部利用できない会社線もある。この制度は国鉄が存在した1946年、衆議院・参議院両議長から日本鉄道会(民鉄協の前身)に依頼があったことに始まる。国鉄分割民営化で誕生したJRグループの無料乗車証は公費で購入しており、違いがある。 協会内で「公平性という点で利用者の同意が得づらい」という声が上がり、1995年(平成7年)以来、各議院に廃止あるいは費用負担の打診を続けていたが、正式な要請だと受け取られないまま20年近くが経過してきた。2012年5月には、民鉄協として正式に廃止を求める方向性で検討を開始することとなった。
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