四輪車用低摩擦特性油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 16:30 UTC 版)
「オートバイ用オイル」の記事における「四輪車用低摩擦特性油」の解説
四輪車に採用されることが増えた0W-20等の低粘度オイルを、8,000rpmを超える高回転域を多用することが多いオートバイ用エンジンに使用すると、油膜切れによるバビットメタルやピストンリング、カムシャフトジャーナルなどの摩耗や焼き付きが発生しやすい。 摩擦特性を低くした四輪車用のエンジンオイルを用いてクラッチが滑る可能性がある。ただし、前述のようにスクーターであればエンジンオイルにクラッチが浸かっていないため問題にはならないため、四輪車用ほどではないもののスクーター用として低摩擦特性のエンジンオイル自体は存在する(スクーター以外の車種に用いるとクラッチが滑る可能性があることには変わりなく、スクーター以外での使用ができない旨の表記がある製品も存在する)。
※この「四輪車用低摩擦特性油」の解説は、「オートバイ用オイル」の解説の一部です。
「四輪車用低摩擦特性油」を含む「オートバイ用オイル」の記事については、「オートバイ用オイル」の概要を参照ください。
- 四輪車用低摩擦特性油のページへのリンク