すいこみほうしき【吸い込み方式】
パチスロのボーナス抽選方式のひとつで、完全確率方式の対極にある。ボーナス終了後、「次のボーナスは何枚吸い込んだらかかる」というのを抽選してしまうものだ(小役が揃ったら、その分も吸い込ませなくてはならない)。したがって、抽選された枚数を吸い込ませないことには絶対にボーナスはかからないし、その枚数に到達すれば必ずボーナスがかかるのである。1.5号機までは許されていたが、2号機以降は完全確率方式で統一されたため、吸い込み方式の台が新たに出回ることはなくなった。 |
吸い込み方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 08:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動吸い込み方式(すいこみほうしき)とはパチスロの抽選方式の一つ。
概要
特定枚メダルを吸い込むか、特定回転を消化するとボーナスに当選する仕様の台。前回ボーナス終了時には次回ボーナス当選の吸い込み枚数・または回転数が既に決定されていて、基本的には毎回転のボーナス抽選は行わない(機種によっては、小役にも吸い込み方式の抽選が適用され、「小役周期」と呼ばれた。このような機種では、連続で小役が揃ったり、逆に小役が揃うはずのゲームで揃わない事がボーナスの察知基準と成った)。従ってボーナス当選を意図的に偏らせる(または分散させる)事が可能で、完全確率方式の機種よりも出玉推移が激しく(または緩やかに)なりやすい。また、一定以上の連続ボーナスを抑制したり、一定以上のハマリがあると強制的にボーナスを発生させるような「P/O補正」に近い機能を備えることもある。
パチスロは2号機となってからは完全確率方式制となり、それに伴い吸い込み方式は禁止されたが、2号機・3号機の多くは意図的な乱数操作により過激な連チャン性を演出していた。2号機・3号機の殆どの機種と4.5号機のサイレントストック機は、事実上この抽選方式を使用している機種が多い。
なお、事実上存在する天井狙いや、乱数操作の仕掛けになっていたコインセレクターを狙った攻略法が発覚した機種もあった。ユニバーサル販売が発表した「リバティーベル」シリーズや「コンチネンタル」シリーズは、その代表である。両シリーズとも開発元は同一メーカーで、意図的なものが感じられ、一部の機種は検定取り消しとなった。その他の機種も、保通協の検定後に『カバン屋』と俗に呼ばれるグループが違法プログラムをパチスロ台のRAM領域に上書き(この行為は「注射」と呼ばれた)することで過激な連チャン性を演出していたものである。
吸い込み方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 10:06 UTC 版)
ボーナスを完全確率ではなくIN/OUTの差枚数によって成立させる方式。この方式だと通常通りプレイでは小役が揃った場合、その分ボーナスから遠ざかってしまうため、逆押しで敢えて小役を外すプレイが編み出された。一方で吸い込みテーブルに応じてハイエナ狙いや連チャン性があった。1号機・1.5号機で使われたが、2号機の『アニマル』を最後に禁止された。しかし規約の拡大解釈により、4号機の『ニューペガサスα』では、あらかじめ次回ボーナス放出までの既定RT数(実質的に差枚数)の天井を設定し、小役成立時には内部でRTを追加するという方式で吸い込み方式を再現している。
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