向きの符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 20:56 UTC 版)
解析幾何学および物理学において、特定の向きに正または負のラベル付けをするのが一般的である。基本的な例として数直線(英語版)はふつう右側が正、左側が負である: 結果として、直線運動(英語版)、変位、速さなどを議論するとき、右向きが正の向きで左向きが負の向きで考えるのがふつうということになる。 デカルト平面(英語版)上で、右向きと上向きの方向を正とする(右向きは正の x-方向、上向きは正の y-方向とする)のが普通である。変位ベクトルや速度ベクトルを水平成分と垂直成分(英語版)に分けるならば、水平成分が正ならば運動は右へ、負ならば左へ動くし、垂直成分が正ならば上へ、負ならば下へ移動する。
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