名称・語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 01:00 UTC 版)
轡は馬具の一つで馬の口に噛ませて手綱をつけるものであるが、ちょうど猿に轡を噛ませたような状態であるところからこのような呼び名となった。また古来、雨戸や自在鍵などを固定する用具を猿といったことからその名前がついたとの説もある。 用法としては「猿轡を噛ませる」という使い方が正しい。「噛ませる」には、単に口に入れるという意味だけではなく、ぴったりと嵌めるという意味がある。但し、猿轡という言葉を使う人の認識度を表すニュアンスとして、「さるぐつわ」や「サルグツワ」、あるいは「猿轡を嵌められた」「猿轡をする」などと表現することもある。
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