吉岡大翔とは? わかりやすく解説

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吉岡大翔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 09:00 UTC 版)

吉岡 大翔
よしおか ひろと
選手情報
ラテン文字 Hiroto Yoshioka
国籍 日本
競技 陸上競技
種目 長距離
大学 順天堂大学
生年月日 (2004-05-18) 2004年5月18日(21歳)
出身地 日本長野県長野市
成績
世界選手権 カリ2022 U20世界選手権大会 5000m 7位
国内大会決勝 第106回日本選手権陸上 U20男子5000m 1位
自己ベスト
1500m 3分39秒15(2025年)
3000m 7分58秒18(2023年)
5000m 13分22秒99(2022年)
10000m 28分22秒04(2025年)
10km 28分51秒
ハーフマラソン 1時間02分25秒(2024年)
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吉岡 大翔(よしおか ひろと、2004年5月18日 - )は、日本陸上競技選手。専門は長距離走長野県長野市出身[1]佐久長聖高等学校卒業[2]。男子5000m高校記録保持者[2]

経歴

全国高校駅伝に3度出場し、1年時は4区で区間賞を獲得。2年時は1区で区間2位、3年時には3区で日本人歴代最高記録の区間2位で走ったが[3][4]、いずれも優勝は逃した。

都道府県対抗駅伝には中学時代に2度、高校時代に1度出場し、中学3年時には6区、高校3年時には5区で区間新記録を樹立した[5]

2023年10月9日に開催された第35回出雲駅伝では1区を走ったが区間10位と苦しい大学駅伝デビューになった。11月5日に行われた第55回全日本大学駅伝では3区を走ったが区間14位となり順位を8位から11位に落とした。翌年1月2日第100回箱根駅伝では4区を区間8位のタイムで走り順位を二つ上げた。チームは往路はシード権内の10位でフィニッシュしたが復路で徐々に順位を落とし総合17位で4年ぶりにシード権を失った。

2024年10月19日に行われた第101回箱根駅伝予選会ではチーム内4番目となる個人98位でフィニッシュ。10位までが本戦の出場権を手に入れることができる中、最後の一枠の10位に入り、14年連続66回目の出場を決めた。11位の東京農業大学大学との差はわずか1秒だった[6]

2025年1月3日第101回箱根駅伝では7区を走った。10位と1秒差の11位で襷を受けると序盤からハイペースで走り、区間2位の走りで8位まで浮上した[7]。しかし、順天堂大学は10区で競り合いに敗れて総合11位となり、7秒差でシード権を逃した[8][9]

5月24日に行われた第57回全日本大学駅伝関東地区選考会では最終4組に出場し、組6位(日本人2位)の走りで2年ぶりの本戦出場に貢献した[10]

戦績

大学三大駅伝戦績

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2023年度)
第35回
1区-区間10位
24分03秒
第55回
3区-区間14位
34分52秒
第100回
4区-区間8位
1時間02分33秒
2年生
(2024年度)
第36回
順天堂大学
不参加
第56回
順天堂大学
不参加
第101回
7区-区間2位
1時間02分21秒

記録

脚注

  1. ^ 佐久長聖の吉岡大翔、先輩・大迫傑を超えるスピードで成長中【陸上】中日新聞 2022年11月30日
  2. ^ a b c 和田悟志 (2023年1月7日). “高校記録大幅更新の吉岡大翔(佐久長聖)。留学生のライバルに「まったく通用しなかった」悔しさを糧に順天堂大で「世界と戦う」”. web Sportiva. 2023年1月7日閲覧。
  3. ^ 【高校駅伝・男子】佐久長聖・吉岡大翔3区日本人歴代最高19秒更新「世界で戦いたい」順大進学”. 日刊スポーツ (2022年12月25日). 2025年5月25日閲覧。
  4. ^ 佐久長聖・吉岡大翔が3区・22分51秒の日本選手最高記録【全国高校駅伝男子】”. 中日スポーツ (2022年12月25日). 2025年5月25日閲覧。
  5. ^ 【都道府県対抗男子駅伝】長野が大会新で2大会連続V、4、5区で山口竣平、吉岡大翔が区間新”. スポーツニッポン (2023年1月22日). 2025年5月25日閲覧。
  6. ^ 箱根駅伝予選会、順天堂大は東農大と1秒差で本大会キップ…長門監督「皆が何とか絞り出した」”. 讀賣新聞オンライン (2024年10月19日). 2025年4月17日閲覧。
  7. ^ 順天堂大・吉岡大翔が7区で激走…目覚めた大器にエースの自覚”. 讀賣新聞オンライン (2025年1月10日). 2025年4月17日閲覧。
  8. ^ ゴール前のスパート合戦、順大が7秒差でシード逃す…終盤まで東京国際大・東洋大・帝京大と並走”. 讀賣新聞オンライン (2025年1月3日). 2025年4月17日閲覧。
  9. ^ 白熱のシード権争い、順天堂大が『7秒差』で涙のむ…東洋大が20年連続、“予選会組”では中大、東京国際大がシード校に”. 中日新聞Web (2025年1月3日). 2025年4月17日閲覧。
  10. ^ 復活への一歩を示した順大は3位通過 昨年17位から巻き返し「全体の地力はついている」/全日本大学駅伝関東選考会”. 月陸Online (2025年5月25日). 2025年5月25日閲覧。



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