吉岡太朗とは? わかりやすく解説

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吉岡太朗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 06:31 UTC 版)

吉岡 太朗
(よしおか たろう)
誕生 (1986-08-27) 1986年8月27日(38歳)[1][2]
日本 石川県小松市[1]
職業 歌人
言語 日本語
最終学歴 京都文教大学人間学部文化人類学科卒業[1]
ジャンル 短歌
主な受賞歴 第50回短歌研究新人賞(2007年)
デビュー作 『ひだりききの機械』(2014年)
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吉岡 太朗(よしおか たろう、1986年8月27日[2] - )は、日本歌人京都大学短歌会の出身で、2007年に第50回短歌研究新人賞を受賞。短歌同人誌「町」に所属していた。おさやことりないし長屋琴璃の筆名でも作品を発表している[注釈 1]

経歴

石川県小松市出身[1]。2005年、井辻朱美の影響を受けて作歌をはじめ、京大短歌に入会[1][3]。同会では笠木拓と同期[4]。 2007年、「六千万個の風鈴」30首で第50回短歌研究新人賞を受賞[1]。2009年、同人誌「町」創刊に参加(2011年解散)[5]京都文教大学人間学部文化人類学科卒業。

2014年、第一歌集『ひだりききの機械』刊行。2019年、第二歌集『世界樹の素描』刊行。SFファンタジー的な作風から出発したが、後に関西弁を導入した仏教思想的な作風を切り開いた[6]

著作

単著

アンソロジー

共著

私家版

  • 短歌同名誌『太朗?』(染野太朗との共著)2015年11月23日発行。[注釈 2]
  • 洞田明子『歌集 洞田(うろた)』(染野太朗と共編のアンソロジー)2016年5月1日発行。[注釈 3]
  • おさやことり・橋爪志保『はるなつ』2017年9月18日発行。※編集・発行は吉岡太朗名義。
  • おさやことり・橋爪志保『あきふゆ』2018年1月21日発行。※同上。

脚注

注釈

  1. ^ 一例として『短歌研究』2022年7月号の「短歌研究新人賞受賞者の「強力アンソロジー」」では長屋琴璃として寄稿し「かつてちがうなまえで賞をいただいたことがあります。」(平仮名はママ)としている。
  2. ^ 同名短歌ユニット「太朗」の作品。筆名として、それぞれ「おさやことり」と「染野信朗」を使用。土岐友浩が編集を担当。
  3. ^ 主題「駅」で公募した短歌を吉岡と染野が編集し、架空の歌人の歌集という形式で上梓。なお、短歌の内容自体の改変はしていない。

出典

  1. ^ a b c d e f 山田航 編『桜前線開架宣言』左右社、2015年12月25日、208頁。 ISBN 978-4-86528-133-0 
  2. ^ a b 『太朗?』及び『洞田』の奥付に記載。
  3. ^ 『世界樹の素描』 吉岡太朗”. 書肆侃侃房. 書肆侃侃房 (2019年). 2021年1月10日閲覧。
  4. ^ 土岐友浩「二〇〇九年の春」『ねむらない樹』第5号、書肆侃侃房、福岡、2020年8月1日、72頁、 ISBN 978-4-86385-408-6 
  5. ^ 「町(まち)略歴」『歌集 町』2011年11月3日、80頁。 
  6. ^ 後藤明日香 (2019年7月5日). “書評『世界樹の素描』吉岡太朗著 〈週刊朝日〉”. AERA dot. (アエラドット). 2021年1月10日閲覧。
  7. ^ "商品案内."NHK出版公式サイト. 2024年4月20日閲覧。

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