合成ゴム
天然ゴムのような高弾性(ゴム状弾性)と強靭性をもつ合成高分子物質のことをいう。石油化学の発達により、天然ゴムに比べさまざまな優れた特性を有する各種の合成ゴムが開発され、自動車産業にかぎらず全産業分野で広く活用されている。自動車用で代表的なものは、おもに乗用車のタイヤに使われるスチレンブタジエンゴム(SBR)で、天然ゴムより耐摩耗性、耐老化性、路面把握力がよく、価格も安い。そのほか自動車に比較的多く使われている合成ゴムには、ブチルゴム(タイヤチューブなど)、ポリブタジエンゴム(タイヤ、ベルト、ホースなど)、シリコーンゴム(パッキン、ガスケット、防振ゴムなど)などがある。
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