右肋骨弓下走査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:59 UTC 版)
右肋骨弓の下縁にプローブを押し当てる検査方法である。肝臓の下部や胆嚢を検査する時に用いる。右腎臓の観察にも適している。患者が深呼吸で息をとめた状態でプローブの先端が頭側に向くように強く傾けると肝臓のかなり頭側まで観察できる。この走査で肝臓のS7、S8が観察できない場合は肋骨にプローブを押し当てることになるが縦走査、横捜査を肝臓に対して行う必要がある。
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