句動詞の定義とは? わかりやすく解説

句動詞の定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/02 14:18 UTC 版)

句動詞」の記事における「句動詞の定義」の解説

句動詞はいくつかの異なった義法存在するが、ここでは Longman Dictionary of Contemporary Englishロングマン現代英英辞典) などで採用されている定義法に従って記述することにする。句動詞とは、「動詞副詞」または「動詞+(副詞)+前置詞」で構成される定型フレーズという事必要条件となる(これを広義句動詞とする)。しかし一般的には、この条件を満たすもののうち、フレーズ構成する個々単語の意味からだけではフレーズ全体の意味推測しづらい場合のみ、句動詞として分類される(これを狭義句動詞とし本稿で扱う)。 例えば、"The U.S. hopes for democracy in Iraq." という文における "hope for" は、「動詞前置詞」から構成され定型フレーズであると考えることもできるが、通常句動詞とは見なされない。なぜなら、ここで "hope" と "for" という個々単語基本的な用法範囲内使用されており、容易にフレーズの意味推測できるからである。 一方で、"We came up with the way to solve the problem." の文における、"come up with" は、通常句動詞見なされる。「動詞副詞前置詞」によって構成され定型フレーズであり、さらに、"come", "up", "with" という個々単語からは、フレーズ全体の意味推測することが難しいからである。 しかしこの「推測しづらい」という基準絶対的なものではなく、そのフレーズ句動詞であるかどうか扱い辞書によって異なる事もある。 "take care of" や "get rid of" などは、複数の語で構成される定型フレーズであるが、構成する単語前置詞副詞ではないものも含んでいるため、句動詞には分類されない。"fed up (with)" などは "fed" を形容詞見なすのが普通であり、これも句動詞には分類されない

※この「句動詞の定義」の解説は、「句動詞」の解説の一部です。
「句動詞の定義」を含む「句動詞」の記事については、「句動詞」の概要を参照ください。

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