古方位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 15:42 UTC 版)
古代中国の世界観では天は円形で地は方形とされ、東南は方形の四隅(これを四維という)の一つに位置するとされた。 前漢の書籍『淮南子』天文訓では冬至の日に太陽が出るところが東南維とされている。他の古方位では十二支で辰巳、八卦で巽で表された。このため日本では十二支の和訓からこの方角のことをたつみといい、巽の訓にも当てた。さらに細かく十二支・八卦に十干を交えた二十四方位でも巽が用いられる。
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古方位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 15:43 UTC 版)
古代中国の世界観では天は円形で地は方形と考えられており、西南は方形の四隅(これを四維と呼ぶ)の一つに位置するとされた。 前漢の書籍『淮南子』天文訓では冬至の日に太陽が沈むところが西南維とされている。他の古方位では十二支で未申、八卦で坤で表された。このため日本では十二支の和訓からこの方角のことをひつじさるといい、坤の訓にも当てた。さらに細かく十二支・八卦に十干を交えた二十四方位でも坤が用いられている。
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古方位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 15:42 UTC 版)
古代中国の世界観では天は円形で地は方形と考えられており、西北は方形の四隅(これを四維という)の一つに位置するとされた。 前漢の書籍『淮南子』天文訓では夏至の日に太陽が沈むところが西北維とされている。他の古方位では十二支で戌亥、八卦で乾と表された。このため日本では十二支の和訓からこの方角のことをいぬいといい、乾の訓にも当てた。さらに細かく十二支・八卦に十干を交えた二十四方位でも乾が用いられる。
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古方位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 00:11 UTC 版)
古代中国の世界観では天は円形で地は方形とされ、東北は方形の四隅(これを四維という)の一つに位置するとされた。 前漢の書籍『淮南子』天文訓では夏至の日に太陽が出るところが東北維とされている。他の古方位では十二支で丑と寅、八卦で艮で表された。このため日本では十二支の和訓からこの方角のことをうしとらといい、艮の訓にも当てた。さらに細かく十二支・八卦に十干を交えた二十四方位でも艮が用いられる。 日本の陰陽道で、この方位は鬼門とされ、忌み嫌われた。
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