口は災いのもと
口は災いの元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 04:17 UTC 版)

口は災いの元(くちはわざわいのもと)は、五代十国時代の中国からのことわざ。
概要
不用意に言った言葉のために、後に災難を招くということが往々にあるために、言葉は慎むべきであるということを意味する[1]。
由来
これは五代十国時代の中国での後唐、後晋、遼、後漢、後周で宰相として仕えた馮道によって作られた漢詩からの言葉である。ここでは口は災いを招く門で、舌は自分の身を切る刀となり、口を閉ざして舌を出さないようにしておけば身を安全に保てるということが述べられている[2]。
日本でこの言葉が最初に用いられたのは、1252年に書かれた十訓抄であった。ここでは口は禍の門であり、舌は禍の根であるということが述べられている[1]。
脚注
- ^ a b 日本国語大辞典,故事成語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “口は禍の門(クチハワザワイノカド)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年2月2日閲覧。
- ^ “No.2598【口禍之門】コウカシモン|今日の四字熟語・故事成語|福島みんなのNEWS - 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事”. fukushima-net.com. 2025年2月2日閲覧。
口は災いの元
「口は災いの元」の例文・使い方・用例・文例
- 口は災いの元。つまらないことはしゃべらない方がいい。
- 口は災いの元。
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