反畑誠一
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反畑 誠一(たんばた せいいち、1937年9月24日[1] - )は、日本の音楽評論家。上智大学文学部新聞学科卒業[1]。「週刊女性」副編集長を経て、1983年より音楽評論活動に専従。歌謡曲を中心にジャンルを超えて幅広い視野で、新聞や雑誌、ラジオを通じて評論活動を展開。また40年余間、日本人アーティストのアジア公演に同行取材を続ける傍ら、(財)音楽産業・文化振興財団(PROMIC)の調査団員として、アジア各国の音楽産業事情の研究・分析も継続中。2014年、それら音楽文化活動の集大成とも言える、JASRAC創立75周年記念として出版された「うたのチカラ」(2014年11月刊:集英社)では、昭和から平成に至るまでの日本の「うた」を生み出してきた人・時代・現場を400ページに渡ってまとめあげ、その編纂、監修を務めている。
略歴
- 1937年(昭和12年)9月 - 新潟県高田市(現・上越市)生まれ。福島県立相馬高等学校卒業。
- 1960年3月 - 上智大学文学部新聞学科卒業。
- 1960年4月 - 朝日新聞社専属 株式会社東興社入社。
- 1963年8月 - 株式会社主婦と生活社へ転職。その後「週刊女性」雑誌編集部に約20年在籍し、最終職務は副編集長。
- 1983年4月 - 依願退職の後、音楽評論活動に専念するため「反畑誠一事務所」を開設。
活動
- 音楽コラム「ヒットの周辺」(京都新聞など23紙毎週掲載)(時事通信社)連載(1983年9月〜)
- 昭和のうた(月刊「The Record」)
- 東京音楽祭審査員(国内大会)(1976年〜1992年)
- 瀬戸内歌謡音ライン(デイリースポーツ中国四国版ほか)連載(1983年9月〜)
- 長崎歌謡祭審査員(1986年〜1998年)
- 昭和音楽芸術学院非常勤講師(1996年4月〜)
- 「反畑誠一の音楽ミュージアム」(エフエム世田谷)パーソナリティ(1996年7月〜2011年3月)
- 昭和音楽大学音楽芸術運営学科非常勤講師(1998年4月〜2004年3月)
- 立命館大学産業社会学部客員教授(ポピュラー音楽論)(JASRAC寄附講座)(音楽文化論)(2005年4月〜2014年3月)
- 日本レコード大賞(主催:日本作曲家協会)常任実行委員(2008年〜)
- 社団法人全国コンサートツアー事業者協会理事・顧問(2001年〜2009年)
- 社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)理事(2012年〜2015年)
- 立命館大学産業社会学部訪問教授(2014年4月〜)
出演
テレビ
- 『ジャストリリース』(札幌テレビほか)(1985年 - 1987年)
- 『うたナビ21』(TOKYO MXほか、日音制作)(2000年4月 - 2008年3月)
- 『うたなび!』(TOKYO MXほか、日音制作)(2008年4月 - 2012年3月)
ラジオ
- 『カッ飛び歌謡ランド』(ラジオ日本)(1984年 - 1987年)[1]
- 『反畑誠一の歌謡ほっとホット』(ラジオ関西)(1983年4月 - 1984年3月)[1]
- 『反畑誠一の音楽ミュージアム』(エフエム世田谷ほか)(1996年 - 2010年、2017年4月 - 2019年3月)
- 『反畑誠一のTHE BIG TIME』(エフエム世田谷ほか)(2010年4月 - 2011年3月)
- 『反畑岡野の今夜も歌わナイト』(ミュージックバード)(2015年10月 - 2016年3月)
著書
- 「うたのチカラ」(集英社)執筆・監修(2014年11月) - ISBN 978-4-08-781556-6
脚注
外部リンク
- 反畑誠一のページへのリンク