双葉推理賞への挑戦〜雑誌デビュー
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「中町信」の記事における「双葉推理賞への挑戦〜雑誌デビュー」の解説
1966年、教科書を売り込むセールスマンを描いた「闇の顔」で第1回双葉推理賞の最終候補4編に残る(受賞作は石沢英太郎「羊歯行」)。1967年、同作を改題・改稿した「空白の近景」で第2回双葉推理賞の最終候補4編に残るも、同じ作品を改稿して投稿したことに否定的な意見が多く落選する(受賞作は大貫進「死の配達屋」)。しかし、同作は「偽りの群像」と改題され『推理ストーリー』1967年11月号(現在の『小説推理』)に掲載される。1968年、「死んでもカラスしか泣かない」を第3回双葉推理賞に投稿するが、最終候補には残らなかった。同年、原稿用紙約200枚の中編「湖畔に死す」を『推理ストーリー』1968年11月号に発表。同作を大幅に加筆・改稿し長編化したものが最後の作品となった『三幕の殺意』である。1969年、「急行しろやま」で第4回双葉推理賞を受賞。
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