参考標本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:19 UTC 版)
1874年、ミルクリバーのロカリティーでドーソンはUSNM 7943 を発掘した。アルバータ州のフレンチマン累層である。それは堆積物から7060万〜6600万年前と推定されるマーストリヒチアン階だと思われていた。その標本は部分的な第1のハーフリングで構成されている。2013年、アンキロサウルス科の系統解析を行ったアルボアとカリーによって、この標本はスコロサウルスに割り当てられた。それは現在ワシントンDCのスミソニアンの施設に所蔵されている。 1928年、ジョージ・フライヤー・スタンバーグはモンタナ州のグレイシャー郡のトゥーメディスン累層上部のモンタナズダルコのタイプロカリティーで USNM 11892 を発見した。その標本は、カンパニアン期から約7400万年の間、砂岩に埋もれていたものである。 これもスミソニアン所蔵である。 その他の参照標本には、FPDM V-31、NSM PV 20381、およびTMP 2001.42.9が含まれる。 FPDM V-31とTMP 2001.42.9はどちらも頭骨であり、保存状態は部位によってむらがある。 NSM PV 20381は、頭骨、背椎、尾椎、肋骨、両方の肩甲骨、両方の腸骨、部分的な坐骨、両方の大腿骨、両方の脛骨と腓骨から成る。
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