原本の焼失
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:30 UTC 版)
明治維新で江戸幕府が崩壊した後、幕府が保管していた伊能図も新政府に移譲された。明治3年(1870年)には開成所から名を変えた大学南校から「官板実測日本地図」が再版されるとともに「大日本沿海実測録」も刊行された。 伊能図の原本は、明治6年(1873年)の皇居の大火災の際に焼失してしまう。そこで伊能家に保管されていた控図(副本)が翌年政府に献納された。
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