厄除け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 08:28 UTC 版)
京都の祇園祭では粽(ちまき)が厄除けの縁起物となっている。これは厄除けの縁起物で食べるためのものではない(中身も葉のみである)。もともとは山鉾巡行の際に山鉾から撒れていたものが、今は宵山の際に祭会所で販売されている。蘇民将来信仰の茅の輪に起源があるとされる。 滋賀県の大津祭では現在も曳山の上から撒かれる。一本ずつではなく十本を一纏めにしたものを一把と言い、一把ずつ配布したり、撒いたりする。かつては、そのまま撒いたりしていたが、近年では袴や巻紙などと呼ばれる山鉾名や曳山名の書かれた紙を巻いたり、お守りや鈴などをつけたりしている。(かつては和菓子のちまきも「上ちまき」と称して撒いていた。「上ちまき」は一本ずつ撒かれていた。)
※この「厄除け」の解説は、「ちまき」の解説の一部です。
「厄除け」を含む「ちまき」の記事については、「ちまき」の概要を参照ください。
厄除け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 02:55 UTC 版)
厄除けの道具として用いられることもあり、例えば岩手県和賀郡の旧湯田町(現西和賀町)白木野地域では、藁人形に集落の厄を背負わせ地域の外に送り出して無病息災を祈る白木野人形送り(厄払い祭)が残っており西和賀町無形民俗文化財に指定されている。この白木野人形送りを題材にして同地域の国道107号線沿いに日本一の大きさを誇る藁人形(背丈5m、幅4.3m)が置かれている。
※この「厄除け」の解説は、「藁人形」の解説の一部です。
「厄除け」を含む「藁人形」の記事については、「藁人形」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書から厄除けを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から厄除け を検索
- 厄除けのページへのリンク