南勢・磯部間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/31 19:41 UTC 版)
「三重県道16号南勢磯部線」の記事における「南勢・磯部間」の解説
この区間を結ぶ唯一の自動車が通行できる道路であり、2車線になっている。三重県道169号玉城南勢線(サニーロード)が開通するまでは、南伊勢町から伊勢市に向かう際によく利用されていた。1899年(明治32年)に神津佐街道として開通した。 南伊勢町には鉄道が存在せず、最寄り駅は志摩市にある近鉄志摩線志摩磯部駅である。このため、南伊勢町内の旅館の送迎バスが県道16号を利用することがある。 一部の路線バスは五ヶ所または南勢野添 - 相賀浦間を南伊勢町営バスとして運行し、五ヶ所または南勢野添 - 磯部バスセンター間を三重交通として引き続き運行するものがある。 南伊勢町と志摩市の境は水境(みずざかえ)と呼ばれる通り分水嶺となっている。その標高は48.3mにすぎないが、高度経済成長期に入る以前は頻繁に往来するには難がある峠であり、1955年(昭和30年)には水境を挟んで1つの村を成していた神原村が東部は磯部町、西部は南勢町に分村合併するに至った。
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