南フランスの世俗領主たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 17:30 UTC 版)
「アルビジョア十字軍」の記事における「南フランスの世俗領主たち」の解説
当時、アラゴン王国の勢力範囲はピレネー山脈の北に広がり、南フランスの領主たちの中にはアラゴン王を君主に抱く者も多く、カトリック教会やフランス王の圧力のもとでアラゴン王に頼ることができた。さらに、当時は結婚政策や相続の結果、一人の領主が複数の領地に領主を兼ねることがあり、その場合それぞれの領地を管轄する複数の上位君主に忠誠を誓うことがあった。例えば、イングランド王、フランス王、神聖ローマ皇帝の三者を同時に君主と仰ぐこともあり、自分の利害に応じて頼る相手をたびたび変えることもできた。十字軍側でも、シモン・ド・モンフォールはフランス王とイングランド王両属であった。
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