協和駅とは? わかりやすく解説

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協和駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 10:25 UTC 版)

協和駅
プラットフォームと駅舎(1989年3月)
きょうわ
Kyōwa
中標津 (5.4 km)
(6.7 km) 春別
所在地 北海道標津郡中標津町字協和
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 標津線(支線)
キロ程 5.4 km(中標津起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1957年昭和32年)12月25日[1]
廃止年月日 1989年平成元年)4月30日[1]
備考 標津線廃線に伴い廃駅
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協和駅(きょうわえき)は、北海道標津郡中標津町字協和にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)標津線(廃駅)である。事務管理コードは▲111721[2]

歴史

中標津駅・春別駅まで遠く不便であるとして、当地住民の運動によって設置された[3]

駅名の由来

地名より[4]。当地の集落は1928年(昭和3年)の形成当初は「東雲(しののめ、明け方の意)」「寧楽(ねいらく、安楽の意)」「春別」の3地区に区分されていたが、不便であるとして「協心同力の精神によって地域の振興を図ろう」との意で「協和」と名付けられた[5][4]

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する無人駅であった。ホームは木造木板張りの簡易型で、構内の南西側(中標津方面に向かって左側)に存在した。また、中標津側に有ったホームへの階段近くには待合室が置かれていた。

利用状況

当駅の設置と前後して自家用車が普及し、利用者は1日数人であった[3]

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均
1978年(昭和53年) 11 [6]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道
標津線(支線)
中標津駅 - 協和駅 - 春別駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、928頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、247頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年4月2日閲覧 
  3. ^ a b 中標津町史編さん委員会 編『中標津町史』中標津町、1981年、1201-1202頁。doi:10.11501/9570446https://doi.org/10.11501/95704462023年4月15日閲覧 
  4. ^ a b 札幌鉄道局 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、169頁。NDLJP:1029473 
  5. ^ 中標津町史編さん委員会 編『中標津町史』中標津町、1981年、88-89頁。doi:10.11501/9570446https://doi.org/10.11501/95704462023年4月15日閲覧 
  6. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、918頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 

関連項目





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