半起縁式弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 15:22 UTC 版)
「12.7×81mm弾」の記事における「半起縁式弾」の解説
ビッカース12.7mm機関銃は対空機関銃としては大日本帝国とシャム空軍で採用されたが、輸出にあたって1923年にリムを半起縁式とした12.7x81mmSR (SRはセミリムド、半起縁式の略、メーカーでの呼称は.5"V/565で弾頭が565グレイン、約36.5g)を開発。 徹甲弾(通常弾と曳光弾)や焼夷弾(曳光弾) などが用意され、初速は760m/secであった。 本実包はイタリア王国、日本でライセンス生産が行われ、広範に使用された。 本実包はブローニングの実包より小型で銃口威力が比較的小さい為、高発射速度で軽量の小口径航空機用機関銃弾として使用された。 最も優秀な機関銃は日本のホ-103で、重量22kg、発射速度は900発/分であった。 その他にイタリアのブレダ-SAFATやスコッティ機関銃(イタリア語版)等がある。
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