千人壷とは? わかりやすく解説

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千人壷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/22 14:49 UTC 版)

千人壷(せんにんつぼ、千人壺)は、島根県大田市大森町三石谷山奥の雑木林にある石見銀山関連史跡の一つで、井戸のような形をした穴(北緯35度6分24.8秒 東経132度26分53.2秒 / 北緯35.106889度 東経132.448111度 / 35.106889; 132.448111)。大田市の指定文化財[1]。所有者は羅漢寺


  1. ^ 島根県内の市町村指定文化財一覧
  2. ^ 五百羅漢の石仏は銀山の過酷な労働による死者だけでなく処刑された者の霊をも慰めるために作られたものとも言われる。
  3. ^ この世の事象だけでなく時空(未来・現在・過去)を超えたありとあらゆる霊を合祀するという意味が込められている。
  4. ^ 天明4年(1784年)、死刑執行人が石見銀山奉行(代官)に頼み特別に句碑を納める許しを得て建てたと記録されている。酒に溺れて悪行三昧ではあったが、死をもって償うことを潔く受け入れたことに死刑執行人が感銘を受け石碑を建立した。この時代、死罪の人間に墓石を建立することは極めて異例のことであった。
  5. ^ 石見銀山「千人壷」ルポ/歴史刻む「隠れ遺構」処刑の罪人や無縁仏供養?『東京新聞』朝刊2018年7月6日(特報面)2018年7月14日閲覧


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